毎年恒例となりました、年間優秀録音の試聴会も早、5回目を向かえました。最近では、SACDなどの新しいメディアが登場してくるなど、お客様も動向が非常に気になる状態かと思います。そんな中、5回目を向かえました優秀録音のイベントでは、特に優秀な録音を試聴していただくように厳選されたソフトを斉藤先生に選択していただき、リストをみながら、参加者の方達も真剣に聴き入っていました。
今回は、CDとSACDの比較を何度かしていただき、さらには、4.0chで収録された録音を使用し、リアの成分が本当のアンビエンス成分のみで収録しされたSACD シューマンロマネスクを使用してリアアンプをオン・オフすることによりどうのように再生音が変化するのかを、参加者のみなさんには体験していただきました。予想以上にフロント側での再現性の変化が大きかった事に驚いた方もいらっしゃたのではないでしょうか?また、5.0chソースに於いては、女性ボーカルがセンターから出ている感じを体験していただくなど、非常に有意義なイベントとなった事と思います。
ステレオ誌から優秀録音のページが無くなるとの斉藤先生のお言葉がありましたが、PROGICに於ける優秀録音の試聴会は、存続していきたいと思います。
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